【支援金インタビュー vol.1】オンライン中心の就活、ミスマッチを防ぐために工夫したこと

サクラグが就職活動中の学生を対象に、10万円を支給する「サクラグ就活支援金」。

コロナ禍で学生の収入減が見込まれるなか、就活費用の平均額(※)に相当する10万円を会社が支援する、という取り組みです。

(※)株式会社ディスコが2020年に就職活動をした学生に対して行った調査(対象:大学4年生、大学院2年生/期間:10月1日~6日/回答者:1133人)によると、就活にかかった費用の平均額は9万7535円

今回、見事選考を通過し、支援金の支給が決まった大阪の大学に通う3年生、藤井さんにお話を伺いました!

 

藤井さん:小3からサッカーをやっているサッカー好き。ウクレレ、読書、野球、バレーもやっています!

 

 

サクラグ就活支援金に応募したきっかけ

このプロジェクト自体については、SNSで流れてきたのを見て知りました。

ちょうどそれを見た時、直近で東京に行くために友達からお金を借りていたタイミングだったんです。ITベンチャーを見ていく中で気になる会社が東京に集中していて、今後も東京に行く機会があるだろうと思い、交通費になればと応募しました。

 

 

コロナ禍の就活で学んだ「ミスマッチを生まないコツ」

実際に会社に足を運ぶことができず社内の雰囲気がわからないので、ミスマッチがはかれないまま就活を進めていかなければならないのは困りました。

でもその中で僕なりに努力したことが2つあって、1つは事業内容だけではなく、社員のスケジュールを知ること。そこから実際にどんな一日を過ごすことになるのか、想像を膨らませました。2つめは、社員の方々、各個人がどんな思いで業務をしているのかを知ること。採用担当者だけではなく、なるべく現場の人に繋いでもらえるような質問を意図的にしていました。

オンラインでは雰囲気はある程度しか図れない、と結論づけた上で、どう行動するかに学びがありました!

 

 

コロナ禍の就活って実際どう?

意外かもしれないですが、僕の周りにとってはプラスでした。

オンラインだと、オフラインよりいろいろな会社を見れるんですよね。(時間の面で)

僕みたいな理系の学生は、普段なら授業や研究が忙しくてなかなか就活の時間がとれないことが多いんですけど、オンラインだと移動時間で説明会に参加できたり、より時間を有効活用できていると思います。

 

 

支援金の10万円は大阪から東京で就活するための資金に

使い道は就活にかかる交通費・宿泊費などです!

大阪から東京へ行くのに、夜行バスを使っても1.5万円くらい。急ぎで新幹線を利用したり、泊まりになったりすると食事代も含め1泊2日で5万円近くかかることもあります。

 

 

僕が支援金を出せるとしたら

就活のための支援金であれば、「ビジョナリーなかつ、本気でやりたいという熱量がある人」に渡したいですね。

具体的には、最初と最後を支援したいです。

最初っていうのは「見るの段階」。パソコン機器や通信環境の問題で情報収集がうまくいかないのは辛いと思うので、選択肢を広げられるようにそこをバックアップしたい。

最後は「決める段階」。最終選考だけは対面の企業も多いけど、遠方から足を運ぶのが難しい場合もある。お金をためてから、と先延ばしにしている間に内定の枠が埋まってしまうのは悔しいので、移動宿泊費に充ててほしいです。

就活に限らずであれば、「イノベーションを起こしている人」に渡したいです!イノベーションを生み出す環境や、機器にあててほしい。

技術力を高めて、後だしではなく前例のないことで勝負して世界に受け入れられれば、外貨を稼いでくることができるだろうし、その結果人々の生活水準があがれば、選択肢が広がっていくんじゃないかと思うので、まずはそこに支援をしたいです。

 

 

同世代&次世代へのメッセージ!

世界に通用するサービスを生み出して日本を変えよう!

妥協せず、自分自身の価値基準で最良の選択をしよう!

これが僕の伝えたい言葉です!!

 

 

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