サクラグの高校生向けインターン「RUG HIGH INTERN」。
インタビュー第2弾は、車 世栄(くるま せよん)さんにお話しを伺いました!
車 世栄さん:都内の高校2年生。『若者と政治のキョリを近づける』ことを活動目標とした学生団体「ivote」事務局長。
ーー今回のインターンではどんなことに取り組んでいるんですか?
ブロックチェーンと、サクラグの新規事業に関連したリサーチや資料作成などをおこなっています。
動機としては、高校生インターンがやりたいということのほうが先で、このテーマは応募してから決まりました。
ーーどうして高校生インターンに参加しようと思ったんですか?
僕はもともと政治に興味があったんですけど、政治って分配が基本なんです。例えば財源が決まっている中で、それを還元する相手を選ぶっていう。
でもビジネスって、社会のなかに新しい価値をつくっていく存在だと思っていて。その視点が自分の中にも欲しかったので、インターンというかたちで企業の中で働いてみたいと思いました。
サクラグを選んだ理由は、wantedlyで高校生向けのインターンを調べていたときに、ビジョンが明確だったり、社員間の風通しが良さそうだったりするところに惹かれたからです。
ーーありがとうございます。政治に関心をもったのには何かきっかけがあるんですか?
きっかけとしては2つあって、1つはバックグラウンドの部分です。僕は母親が韓国人なんですけど、母親の地元がすごく政治的に活発な地域で。とくに母の実家は大通りに面していたので、しょっちゅうそこでデモをやっていて、日常の風景としてそれを見てたんですよね。
ーー韓国と日本を比較すると政治への関心の度合いって違いますか?
違うと思います。韓国では政治についてすごくフランクに話せる空間が日常的にあるんです。チキン屋で大画面で選挙ニュースを見ながらチキン食べたりとか、政治がエンタメ化してて、選挙番組にTWICEがでてたりとか。
あとは日本は法律が厳しいのでまずないですけど、韓国では候補者が歌を歌いながら踊ったりとかもしてます。
ーー日本とは選挙戦のカルチャーがずいぶん違うんですね!2つめのきっかけはなんですか?
2つめは、僕が中学3年間不登校だったときに、オンラインゲームをやっていて、そこで中卒で働いてる1つ上の先輩と知り合ったことです。僕の中学は中高一貫の私立で、そこでの同級生とは色んなことが違いました。自分が思っているより世界は広いな、ということにその先輩のおかげで気付いて、そこから政治に関心を持ち始めました。
ーーそれがivoteの活動へと繋がっていったんですね。
そうですね。高1からはivoteの活動だけでなくまた学校に行き始めて、生徒会にも入りました。ただ、僕にNHKからインタビューが来たときに、「テレビに出られない」という校則が障壁になってしまって…可能性が閉ざされてしまうという懸念から、学校を変えることにしました。先月(2020年8月)からは、オンラインの高校に通っています。授業を受ける時間を自由に選ぶことができるので、サクラグのインターン含め、色んなことに取り組めてます。
ーーサクラグのインターン、ivoteの他にも活動してるんですか?
今は都議会議員の学生スタッフ、スタートアップのベンチャー、AO対策のための塾でも仕事をしています。仕事内容としては、リサーチやデータをまとめたり、記事を書いたりとかですね。
今日は午前中、都議会議員の学生スタッフとして、羽田空港のPCR検査場いってからサクラグに来ました。サクラグのインターンのあとは、記事のライティングなどの仕事をするつもりです。
あとは起業もしてみたくて、そのための準備もしてます。
ーー起業までするんですね!事業内容はどんなかんじなんですか?
企業のCSR活動について、PRとしての活用をふまえて提案する事業を準備中です。まだ登記はしてないですけど、学生限定で安く借りられるシェアオフィスがあったので、そこにオフィスも構えました。今回のインターンではビジネスについて色んなことを吸収して、今後に活かしていきたいと思っています!