お久しぶりです!
好きな食べ物は「さけるチーズ」なのですが思い返してみるとほとんどさかずに
食べていた記憶しかないことに自分で驚いている22卒内定者の近藤です。
今回のテーマは「入社の意気込み」です。
最近は卒業や引っ越しなどで今までよく顔を合わせていた人以外と、
新たに関わる機会が多くありました。
その中で自分自身の変化として考えていることについてお話しさせていただきます。
〈就職活動のための「答え」と自己認識のための「答え」は違う〉
「自分の強みは何か」これはちょうど一年前、就職活動中に何度も向き合った問いです。
自分自身の特性をこれまでの経験や知識から客観的に評価し定義づけすることは簡単なことではなく、
また、日々の選択や自己肯定のためにとても大切なことであると思います。
そして最近の気づきとして思ったのは、一年前、頭を悩ませて向き合い、出したこの「答え」は自己認識と本質的に違うものであったということです。
より詳細に話すと、当時の「答え」は企業や会社の人事に自分の市場価値を提示するためのものであり、
自己認識として有用な「答え」は他者との違いを認識することによって自己肯定のためであるということです。
双方は目的の差であり優劣はないと考えます。
〈自己認識の「答え」は可変的である〉
加えて、興味深いのはその評価はその時に関わる人間関係によって変化が加わるものであるという
ことです。
今まで行っていた自己認識や定義づけは、いわば過去の経験のフィードバックであり蓄積されるものであるため決定的であり普遍であると考えていました。
しかしこの一年、自分の市場価値を提供するためではなく自身で自分を理解するために考え、
その都度出した「答え」はその時強く関心を持った、インプットの対象に強く影響を受け、
また、その評価を繰り返すことで当初とは違う形をしたものになっていると感じます。
前回の新人研修で社員の方に「自分自身を決めつけすぎないことの重要性」について話していただきました。
その言語化によって改めて自己認識のための評価や定義づけは可変的であることに気づきました。
〈自己肯定のための「答え」〉
キャリア機会を知る上でよく使われている性格診断テストの一つに、マイヤーズ・ブリッグスタイプ指標(MBTI)があります。
これは、自分のものの見方や意思決定の下し方など、自分の性格についてより理解を深めるための
フレームワークを提供する診断テストです。
その診断で最近自分と全く同じ診断結果で、幸運にも、とても能力のある人と関わる機会がありました。
前述したとおり自己肯定のためには他者との違いを認識することが重要です。
その上で自分にとても似た対象と対峙した時、つまり対象との違いの認識が困難であった場合
どのような心理状況になるでしょうか。
個人的な診断結果としては割合的には世界中で10%~11%と、どちらかというと希少性には欠けるものですが、
私自身無意識下で「答え」が出せない恐怖つまり自分の自己認識が対象の人物の下位互換になり自己肯定ができなくなることに対して、自分との壁を作ることでリスクヘッジしていたと思います。
しかし徐々にその人のことを知ることで結果的に今では信頼関係を築くことができました。
当初の選択の是非は正直人それぞれだと思います。しかしその人との関わりによって今まで自分で気づくことのできなかった「答え」を見つけることができ、逆にいうと壁を作り距離をとったままでは今の「答え」は一生出すことができなかったと考えます。
関わる人間関係を選択することは自身の評価に強い関連性があります。
また、選択による変化はリスクやストレスを伴うものであることも事実です。
しかしその選択を、自分のために意識的・主体的に行うことはとても重要なことだと改めて感じました。
入社をきっかけに多くの魅力や可能性を持つ人との関わりが少しずつ増えてきました。
そのようなありがたい環境の中でより成長するために変化を恐れず多くのことを吸収し、
その度に何度も自分と向き合っていくことの重要性を忘れないようにしたいと思います。