「家族より大事な仕事はない」けど「仕事は甘くない」 現役社員が伝えるリアル

突然ですが、SAKURUGには「ひとの可能性を開花させる企業であり続ける」というビジョンがあります。そしてそんな会社であるためには、「ひとの可能性を開花させることができる人達」が集まっている必要があります。

 

では、ひとの可能性を開花させられる人とはどんな人物なのか?

 

私は「努力を信じる力」×「自分は他者に影響を与えられると信じる力」の掛け算で決まると考えています。
私がこれまで社内外で出会った「この人はすごい!」という人達は皆、この二つを信じる力がずば抜けていたからです。

 

努力を信じない人はそもそも、自分も周囲も変えられない。それはとても苦しいことなので、愚痴や悪口を吐き出すことで心を慰めてみたりします。

努力は信じるけれど自分の影響力を信じられない人は、自分のことは変えられる。だけど、他者の可能性を開花させたり、環境や社会にインパクトを与えることは難しい。

努力を信じて、人の心を動かすこともできると信じられる人は、自分だけでなく他者の可能性を開花させることができる。その結果、環境や社会にポジティブなインパクトを与え、世界を変えることができる。

 

こうして考えると、人がネガティブな行動に出てしまう時というのは、心がくじけて、努力を信じられなくなった時なのだと思います(もちろん、そもそも努力できる環境にない場合もたくさんあります。そこに対するアプローチを続けていくことも、サクラグの使命の1つだと思います)。

 

 

 

SAKURUGは優しいだけの会社じゃない

私がサクラグにジョインした2019年から今これを書いている2024年までの間に、本社オフィスは3回移転し、3つの支社をつくり、新規事業を立ち上げ、コーポレートロゴを変え、事業名称を変え、社内では数えきれないほどの施策が実行され、制度ができました。その過程でたくさんの失敗をし、イマイチだった取り組みは思いきって無くしたり、形を変えて残したりしながら、日々の環境を変化させてきました。たくさんの新しい仲間が加わり、そして巣立っていきました。

 

私は広報という仕事柄、社内で新たな取り組みが始まったりすると「こんなに素晴らしいことが始まりました!」「こんな成果を得られました!」など、ポジティブな情報をお伝えすることが多い立場にあります。

しかし、本当はその裏側にはたくさんの次なる課題が山積していることも知っています。メンバー達は日々、改善するために課題を探しているので当然のことです。

また、トラブルや問題は必ず起こります。人の仕事である限り、ミスや失敗がゼロになることもありません。それをいかに少なくできるか考え、それでも起こってしまった時に可能な限りの対処をしていくこともまた仕事です。

 

「働きやすさ」や「入社後の成長」についても同じようなことが言えます。

 

たとえば「家族より大事な仕事はない」は、代表がよく口にしているうちにサクラグの文化になった言葉で、サクラグの働きやすさや、育児・介護等との両立のしやすさを伝える際には私もよく使っています。

でも、だからといって例えば「子育て中だから簡単な仕事をしてもらおう」とはなりません。子育て中だからという理由で、負荷をなくすのは社会人として公平ではないと思います。必要なのは、助け合いながら負荷に向き合える環境をつくることです。

 

「入社後の成長」も、入社したから約束されるものではありません。成長とは、機会を自分でモノにしていく中で得られるご褒美だからです。

たとえば「若いうちから裁量権のある仕事ができる!」と評判の会社に入ったとして、その責任の重さから心が逃げずにいられるひとはどのくらいいるでしょうか。裁量を持った先には「これはもうホントにやばい」という修羅場の連続があるはずで、それを乗り越えていくための胆力がいる。自分、そして仲間が努力する価値を信じられなければ、そこで成長していくことは難しいでしょう。

(サクラグには「逃げない仲間を称賛する」というカルチャーがありますが、まさにこれが乗り越えるためのパワーを与えてくれるものだと思っています)

 

 

SAKURUGには、求める人よりつくる人が向いている

「働きやすくて、成長できる環境が整っている会社」。
誤解を恐れずに言えば、それを求めている方にはサクラグは不向きだと思います。
整っているのではなく、私たちは日々それをつくっているのであり、集めているのはそれを一緒につくり上げていく仲間だからです。

 

「誤解を恐れずに言えば」と前置きをしたのは、それでも今日まで着実に「働きやすくて、成長できる環境」をつくりあげてきた自負もちゃんとあるからです。
12期分のアセットの上に今があります。
だけど、できること、やりたいことはもっともっとたくさんある。それがサクラグメンバーの想いだと思います。

 

そして、その環境づくりはサクラグメンバーだけのためではなく、サクラグがサービスを提供する方々と、そこから広がる世界のためにあります。

 

「自分の努力には価値がある」「自分は人の心を動かすことができる」と信じられる、もしくは信じたい!という方には、ぜひそのフィールドとしてのサクラグを知っていただきたいと思います。「まだまだこれから」のチームで社会を変えたいという面白がりが集まっています。
12期分のアセットをどんどん活用して、「ひとの可能性を開花させる企業」をつくっていく仲間を募集しています。

 

 

 

 

Kyoko
株式会社SAKURUG 執行役員、DEI推進室 室長。医療関連会社でのマーケ部門立ち上げや、産学協働の公共貢献施設での現場コミュニケーションリーダーを経て、2020年9月広報担当としてサクラグに入社。バックパッカーとして世界33ヶ国を旅した経験を活かしながら、サクラグで働く一人ひとりが「広義での多様性を認めること」や「世界中の誰ひとり取り残さないこと」を目標として行動できる組織づくりを目指し、広報を含むプランニングディビジョンとDEI推進室を統括。

【インタビュー】サクラグ初の時短ママ執行役員になったKyokoさん。週2時短勤務の派遣社員だった彼女が、執行役員になったワケとは?

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