【内定者ブログ】常識の下に潜り、疑い、前提そのものを壊していく社会学

こんにちは!21卒SAKURUG内定者の軍地です。

2回目の今回は、学校で学んでいることについてお話ししようと思います。

 

私が大学で主に学んでいるのは、社会学です。

社会学とはどんな学問か、皆さんは説明することができますか?

よく耳にはするし、社会についての学問なのはわかるけれど抽象的で難しい、と思っている方が多いかもしれません。私もそうでした。むしろ、学べば学ぶほど奥深く、現在も難しく感じていますが、それが社会学の面白さでもあります。

社会学は社会科学に含まれます。自然科学と対比される社会科学は、経済学、政治学、法学、社会学、コミュニケーション学などがありますが、他の社会科学の分野と社会学には大きな違いがあります。それは常識の上に立つ方向性か、常識の下に潜る方向性かということ。経済学や政治学などは前者である一方で、社会学は後者の側面を持ちます。つまり、社会学を一言で表すと、「常識の下に潜り、疑い、前提そのものを壊していく」学問だといえるのです。

具体的なテーマを挙げると、家族、ジェンダー、アイデンティティ、労働、教育などさまざま。どれも私たちの生活に身近なテーマです。普段当たり前に使うこれらの概念を、じゃあそれって何だっけ、と深掘りしていくことが主な社会学の研究です。

その中でも、私は特にアイデンティティや意思決定について興味があり、現在はそれらをテーマに、卒論に励んでいます。身近なことほど見えないことをより客観視して、言葉にする面白さが社会学にはあり、それが私の考える社会学の魅力です。

社会学について少しでも興味を持ってくださった方は、ぜひこの本を読んでみてください。

「社会学とは何か」の手がかりが対話形式で描かれていて、読みやすいのでオススメです。

そして、これから社会人になるにあたって大切なことと、現在社会学で学んでいることは共通する点が多くあると感じています。

常識にとらわれず、新しい価値を生み出し続ける。そんな社会人になれるよう、今は学生の集大成として学びを深めたいと思います。

 

最後までご覧いただきありがとうございました!

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